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4時間目:しっかりと丈夫なランドセルとは・・




6年間しっかり使うためのポイントとして補強があります。この部分は構造上見えないので判りにくいですね。
あれ?最初はしっかりしてたのに・・なんて後悔しないためにも現在のランドセルには
どんな補強がなされているか比較してみましょう。

(注意)このページでは画像は参考画像になります。ご了承ください。

★ 各面に芯材(タフテル等)で補強した構造 ★

セイバンTOP画像3

各種工房さんや一部の制作専門会社さんでよく見られる構造であり、各面にタフテル芯材、
もしくはそれに準ずるベース素材を用いた手法です。比較的「革製ランドセル」に
多く使われてる構造で、「従来型」の補強方法とも言えます。

★ 開口部に立体的にコの字型フレーム(樹脂)を入れて補強した構造 ★

セイバンTOP画像3

メーカーにより スタイルキーパー(321構造) ・ トリプルガード ・ 3方向フレームなど
名称は色々ありますが、開口部に一体形成したフレームを入れタフテル芯材+フレーム
 で強度を出した構造です。口枠+タフテル等の補強芯材で支えてますので立体的に
荷重がかかっても分散できしっかりとした強度を実現できます。

★ 大型樹脂 L型フレームを入れて補強した構造 ★

セイバンTOP画像3
開口部に側面から前段方向に向け大型の樹脂形成フレームを入れ、樹脂系もしくはFRP系
芯材で側面補強したものになります。樹脂系にはエステル・エフテル・スミセラー・パロニア、
その他コアベルなど、各社独自の側面芯材を使用してます。大型一体形成樹脂と組み合わせてますので
軽量ですが非常に丈夫です。5年ほど前から出てきたフレーム補強ですが、大型モデルでも
左右の振れが少なく、全体的にバランスよく補強できる手法です。
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以上のようにランドセルには様々なフレーム構造で強度が上げられています。
しかし、ここで重要なのは全体の強度はどうなのか?
口枠やフレームだけ強くても側面や底部の強度がしっかりしていないとそこから型崩れが始まります。
つい「開口部」だけに注目しがちですが、このページを閲覧いただいている方は
開口部だけではなく、側面中心部、側面下部などきちんと確認して選ばれるとよいと思います。
また、この部分は生地の強度とも関係しています。純粋にBOX強度を見るのであれば革ではなく
人工で試すのがポイント。革は最初は繊維質が固く、判りにくいので是非人工で試してみてください。

セイバンTOP画像3

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